■ギャラリー紹介 |
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「登山家 高田 俊定」様 「素晴らしき伯耆大山春夏秋冬」 ホームページアドレス http://www.yshouse.com~yuusan/
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■展示の様子 |
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■コメント |
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備前の国からの「大山みち」は「旧山陽道」を北に分岐し、足守、加茂川、加茂市場から鹿田宿(真庭市)へ入り、三坂を湯原へ超え、藤森宿、鳥居乢、延助宿、下蚊屋、御机、鍵掛峠から横手みちへ入り博労座へ至る。 その「みち」は登り下りをいとわずほぼ直線的で、約120キロの道程であり、この地方の歴史を秘めそして物語る。それは信仰の道であり、経済の道であり、おのずと文化が行き通った道であったことだろう。鹿田宿は松山道との合流地点であり、「大山みち」の宿場まちの中で賑わったところでもあった。 そこへ古い造酒屋を改造した十字屋・文庫館が開館の運びとなり、併設されたギャラリーで大山の写真展示会をする幸運に恵まれた。大山の麓で旅館を営んでおられる足立修氏からは、昭和初期の貴重な写真をお借りし、「大山今昔物語」として展示した。私は写真を教わったこともなく、芸術的な観点からは程遠いが、今まで体験した大山での感動を、素直に展示出来たと思っている。今回、文庫館のオーナーである株式会社十字屋社長 牧生夫氏から展示会を記念して写真集を作ったらどうかという勧めがあった。素人なりに奮闘し、やっとそれらしきものが出来たように思う。展示、編集に当たっては、写真を提供いただいた足立修氏と、ご指導いただいた鳥取県立大山自然歴史館館長・上橋敬氏に厚くお礼を申し上げる次第であります。 (※写真集より転載)
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